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「茗荷村(みょうが村)」訪問記(その2)

前号でもふれましたが「茗荷村」は、いくつかの事業所で構成されています。


各事業の内容は、それぞれの障害に合ったグループ・ホーム活動や認知症高齢者向けの幾つかのグループ・ホームがあります。そこでの様々な活動を通して障害のある方が、「自分らしく・いきいき」と生活することをモットーとし、また一人ひとりの個性を大切に日々くらしていくためのお手伝いや支援をしている総合福祉施設(地域)です。


たとえば、社会福祉法人「工房和楽」ではパンやお菓子、味噌などの食品の製造と販売事業を行っています。同じく社会福祉法人「美輪湖の家」では、日昼支援や余暇支援事業として野菜の生産活動に取り組んでいます。他には就労継続支援事業としてグループ「大楽」では、畜産を中心の農作業や音楽活動を行っています。「おおきな木」グループは、生活介護活動として下請け調理の実習活動を行っています。


グループ「みょうが」は同じく生活訓練を中心に地域で生活するのに必要な様々なスキル(技術)の習得をめざしています。グループ「きらり庵」では、「さをり」織りの作業や各種園芸活動と様々な創作活動をしています。


このように広々とした農村の中に色々なグループ・ホームが点在し、障害のある方に自分に合った理想の居場所を提供し、それを選択することで一人ひとりがキラリと光る個性を生かした生活の地であることをしみじみと実感した1日でした。

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